● コロナ禍で世帯収入が減った
● 老後の蓄えをしていきたい
理由はさまざまですが、本格的に社会復帰をしたいと考えているアラフィフ女性はとても多いのではないでしょうか。
しかし資格もなく年齢の割に職歴もないとなると、
アラフィフじゃ無理かも・・・と、不安が大きくてなかなか動き出せないですよね。
そんな不安を感じているアラフィフ女性に向けて、社会復帰に必要な心構えとアピールポイントをまとめました。
いくつまで働くつもりでいるの?
アラフィフから社会復帰をしたとして、あなたは何歳まで働きたいと考えていますか?
「女の転職type」が実施したアンケート調査では、80%以上の女性が60歳以降も働きたいと考えているというのです。
60歳以上の年齢を選んだ方が、全体の80%を占めるという結果に。35歳以下の年齢を選択した人はたったの3%。「一生涯、働ける限り」を選んだ方が全体の4分の1を占めるなど、長く働きたい女性が圧倒的多数であることが分かりました。
出典:女の転職type いつまで働く?
今の時代を象徴した結果ですね。
長く働くには努力が必要だと肌で感じている人が多いようです。
働きながら経験を積む、資格を取得するなどスキルアップする気持ちが大切です。
アラフィフ女性の採用事情と心構え
10数年前の法改正で採用の年齢制限が撤廃されました。
雇用対策法が改正され、平成19年10月から、事業主は労働者の募集及び採用について、年齢に関わりなく均等な機会を与えなければならないこととされ、年齢制限の禁止が義務化されました。
出典:厚生労働省 募集・採用における年齢制限禁止について
しかし実際のところ年齢不問とは建前ばかり。
かなり厳しいのが現実です。
アラフィフ世代が20代だったころは景気が良かったので、働き先に困るこという経験がない人が多いでしょう。
「不採用」という結果に最初はかなりこたえるかもしれません。
「やっぱりね~」と思うしかない。
そこはあらかじめ覚悟しておく必要があります。
アラフィフ女性のアピールポイント
資格があればそれを生かすのが社会復帰の近道です。
しかし資格やキャリアもないアラフィフ女性にも強みはあります!
年を重ねたことによる経験値と人に与える安心感
アラフィフ女性は落ち着きがあって物腰が柔らかい印象の人が多いです。
さまざまライフイベントを経験しているので、臨機応変に対応ができ、常識もある。
気遣いができることも高く評価されるポイント。
先日、生命保険会社に連絡する用事があったのですが、
寄り添うような言葉で優しく対応いただき、電話を切った後も気分が癒されました。
医療保険や生命保険の請求等は傷ついている人が電話を掛けることが多いので、優しい気づかいや安心感は本当に大事だと感じました。
コミュニケーション力
スマホが普及した今、若い世代は電話を取ることや対面のコミュニケーションが苦手な人もいます。
アラフィフ世代はさまざまな人間関係を経験しているので、コミュニケーション能力が高く聞き上手。
これはすごい強みです。
時間の融通がききやすい
子育てがひと段落している方が多いので、まだ親の介護に直面していないのであれば時間の融通がききやすいでしょう。
企業は安定して働いてくれる人を求めているので、採用される可能性はあります。
いい意味での図々しさ
わからないことは聞けるいい意味での図々しさも必要だと思っています。
教えてくれる人は年下の可能性が高いですが、その仕事では先輩。
謙虚な気持ちで聞ける姿勢が大事でしょう。
社会復帰への近道
派遣会社に登録してお仕事を探すのが社会復帰への近道です。
はじめて登録をするときが一番お仕事を紹介してくれます。
いくつもの派遣会社に登録てみるのもいいでしょう。
また、各派遣会社では、スキルアップ講座やeラーニング等無料で受講できるシステムが多くあります。
働きたい職種で必要になるスキルを探して受講し、仕事探しの幅を広げましょう。
今動いたほうがいいわけ
アラフィフ女性はまだ体力もが知力もあります。
これから衰えていくことを考えれば、今が行動を起こすいい時期です。
先日65歳から運動を始めた90歳のおばあ様が、インストラクターの資格を
とってバリバリ教えているのをテレビで見ました。
年齢はただの数字だ。
なんていい言葉!
新しことを始めるのに、年齢は関係ないんですね。
まとめ
それでは、最後におさらいです。
- アラフィフ女性にも強みがある
- 派遣会社に登録する
- 体力も気力もある今が動き出すチャンス
私は専門家ではないので肌で感じたままシロウト主婦目線で書きました。
社会復帰に不安を感じている人の背中を押せるきっかけになれたらうれしいです。
年齢を理由にあきらめる必要はないので、一歩踏み出してみましょう!